たけしブログ

雑記ブログです。自分が経験してきた事や、おすすめの本、映画を紹介していきます。特にこれといったテーマを決めずに行きたいと思います。

1. ダイナー

お疲れ様です。たけしです。

 

今日は、7月5日金曜日に公開されたばかりの映画、「ダイナー」を紹介していきたいと思います!

 

この記事では、ネタバレを含むところがあるので、「これからダイナー見る予定だよ!」って方は、その辺をご了承ください!

 

あらすじ

 

一人ぼっちで人生どん底……ほんの出来心で怪しいサイトのバイトに手を出したばかりに、一瞬で普通の生活から転落したオオバカナコは、とあるダイナーにウェイトレスとして売られてしまう。そこは、要塞のような分厚い鉄扉の奥に広がる、カラフルで強烈な色彩美を放つ<ダイナー(食堂)>。店主と名乗る男は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。

「ここは、殺し屋専用のダイナーだ。皿の置き方一つで消されることもある」

次々と現れる一筋縄ではいかない凶悪な殺し屋たち。毎日が極限状態の最高にブッとんでいる世界に放り込まれたカナコ。ボンベロとは何者なのか? 物語は、一瞬たりとも目が離せない展開へと加速していく……。

 

キャスト

 

ボンベロ / 藤原竜也

元殺し屋であり、物語の大半の場面が、このボンベロが料理長を務めるレストラン「ダイナー」で展開される。料理長といっても、料理をする人はこのボンベロ以外にはいないのだが。元殺し屋である通り、現在は殺し屋から身を引き、この「ダイナー」で料理をする料理人である。

 

大場加奈子 / 玉城ティナ

オオバカナコ。姉妹と母親、(父親は私の記憶では描写されていなかった?)の3人で暮らしていたが、母親が姉を連れて出ていき、祖母の家に引き取られる。母親に捨てられた、という過去を引きずり生きている。メキシコのとある場所に行きたいという理由から、大金がすぐに手に入るという理由で、高額のバイトに応募し、その後いろいろあって「ダイナー」のウエイトレスとして働くことになる。

 

スキン / 窪田正孝

小栗旬演じるマテバの側近であり、「ダイナー」に最初に入ってくる殺し屋である。ボンベロとは非常に親しく、彼の作るスキンを非常に評価している。

 

キッド / 本郷奏多

子供の体に顔がついている、小さい殺し屋。殺しを非常に好んでおり、大きいハサミで死体?を解体するという描写が出てくる。

 

ブロ / 武田真治

スペイン語を話す殺し屋。4人組?で登場し、スキンと「ダイナー」で揉めたりするが、その展開は作中に大きな影響を与えるようなものではないと思われる。殺し屋の中では、最も重要度は低いと思われる。

 

カウボーイ / 斎藤工

大場加奈子の高額バイトの依頼人。ちょい役なので、特にこれといって語ることはない。

 

ディーディー / 佐藤江梨子

カウボーイの彼女?愛人?そのような関係である。カウボーイと同様の理由で、語ることはない。

 

マテバ / 小栗旬

スキンのボスであり、ある組織の東のボス。東西南北の組織を統べていたデルモニゴの事故死を不審に思い、スキンに探らせていたところ、何者かに殺される。

 

マリア / 土屋アンナ

組織の西のボス。血の気が多い。デルモニゴを尊敬しており?彼を殺害した人物に対して、非常に強い殺意を覚えている。

 

ブレイズ(無礼図) / 真矢ミキ

組織の南のボス。終盤で、ボンベロと迫力のある死闘を繰り広げる重要人物。一人だけ非常に多くの部下を引き連れている。

 

コフィ / 奥田瑛二

組織の北のボスであり、デルモニゴが生きていた時には、実質のNo.2であったが、デルモニゴとの対立により、デルモニゴを事故死に見せかけ殺害する。

 

感想

 

正直な感想を述べさせてもらうと、非常に退屈であった。迫力を重視しているわけでもなく、緻密な伏線のある、ストーリー性のある映画でもない。原作を読んでいないので、ストーリーは映画をみただけでしかわからないのだが、映画化するほどの作品がこのような退屈なストーリーなのか?と疑ってしまうほどである。

今作品に対しての感想は、大きく分けて次の4点である。

・矛盾が多い

・ストーリー性が意味不明

・意味不明な演出

・キャストが素晴らしい

まず、納得のいかない点、いわゆる矛盾が多かったように思える。本来、映画や小説は、いかに視聴者に対して納得のいくストーリーを提供するかが大事だと思うのだが、この作品は、あまりにも矛盾が多すぎた、と思う。

作品の終盤に、ボンベロが爆弾の起爆スイッチを押す場面。北のボスであるブレイズ(無礼図)とゼロ距離であるにも関わらず、ブレイズは死亡?したと思われ、ボンベロは後遺症が特にみられるわけでもなく生存している。

最後のシーンで、「Reserved」と書かれた席があるが、このシーンで結局ボンベロは死んでしまったためにこの「Reserved」がなくなることはない、的な描写かと思いきや、結局生存しており、ハグして終わる。

さらに言わせてもらえば、店の通路でギリギリ生存していたボンベロを100歩譲って良しとしても、明らかに店内にいたボンベロのペットであり殺し屋仲間である菊千代(ブルドッグ)がこれまたなんの後遺症もなく生存しているのは、意味不明を通り超して愉快である。菊千代よりも遠いところにいたであろうブレイズはおそらく死んでいる(ブレイズが爆発に巻き込まれたという描写はないので、死んだと断定することはできないが)のに、その爆発により近くにいた菊千代が生存していたというのは、少し理解に困る。

 

次に、ストーリー性が意味不明という点について。これは、この映画にいうことよりも、原作に対して言うべきことであるかもしれない。原作からの抜粋が、このようなストーリーを生んでしまったのかもしれないので、今回はここにその意味不明性を書いていく。(違ったらごめんなさい。)

私が一番疑問に思ったのは、あのキスシーンである。そう、ボンベロがブレイズと死闘を繰り広げ、死にかけているときのちょっとした隙を縫って、大場加奈子がボンベロの唇に重ねるシーンである。あれには苦言を呈さざるを得ないだろう。

いくらなんでも詰め込みすぎだ。一般の少女があれだけ酷い店に強制的に入れられ、劣悪な扱いを受けているにも関わらず、最後に少し自分を庇ってもらっただけで、恋に落ちる?どんな薄っぺらい人生を送ってきたらそんな恋の落ち方をするのか、甚だ疑問である。キスしそうなところで、「ここでキスしたら全く意味がわからないから、頼むからキスはしないでくれ!」と私が必死に願ってしまったほどだ。ただ、残念ながら私の願いは届かなかったのであるが。

他にも、キッドが大場加奈子を殺しに店にくる場面。あそこから一気に展開するのかと思いきや、なんでもない場面。キッド、あれだけ威勢良く大場加奈子を殺す!って言ってる割に、すぐ菊千代にやられちゃうじゃん。あのシーンいる?って素直に思ってしまいました。

あとは、スキンが、ボンベロ特製のスフレを食べて、満足して狂って、ボンベロ、大場加奈子、ダイナーもろとも爆破しようとする場面。ボンベロがスキンを銃殺してボンベロ、大場加奈子の命は大丈夫なんだけど、なにあれ?スキンがある条件満たしたらそうなってしまうなら、伝えとくでしょ。しかも、スフレを調理可能なように渡してるし。ボンベロの自作自演を疑うレベル。なのに、序盤で「あいつにはこれでいい」的なわけのわからない濁し方してるし。大事なことはちゃんと伝えないと伝わらないという教訓かな?

 

次に、演出の意味不明さ。まあこれは思いつく限りだと一点。ブレイズとボンベロの死闘で、ブレイズが銃を持って戦ってたのにボンベロが包丁で戦うときには、なぜか太刀で応戦。ちょっと待てと。自分の命よりも正々堂々な戦いが好きなの?その割に最後は銃でボンベロを殺そうとして、弾切れ。一貫性がなさすぎるよ。

 

最後に、キャストの素晴らしさ。藤原竜也さんはやっぱりすごい。迫力あるし、格好いい。美しい。玉城ティナさんも素晴らしかった。お人形さんみたいな目でスタイルもいい。ストーリーがストーリーだっただけに、キャストの個の力に目がいってしまうほど。窪田正孝さんも格好よかった。映画の諸々の弱さを、キャストでカバーしてる感すらあったかも。そのぐらいキャストの皆さんが素晴らしかった。

 

最後に

 

キャストの皆さん、監督の蜷川実花さん、演出などのスタッフの皆さん、お疲れ様でした。今回は、正直自分にはハマらない作品でした。ただ、自分がまだ未熟で、見逃している部分も多かったかもしれません。これからたくさん映画を鑑賞していき、映画力を鍛えていきたいと思います!