たけしブログ

雑記ブログです。自分が経験してきた事や、おすすめの本、映画を紹介していきます。特にこれといったテーマを決めずに行きたいと思います。

6. ぼくは明日、昨日のきみとデートする

お疲れ様です。たけしです。

 

今日は、福士蒼汰さんと小松菜奈さんが主演を務められた映画、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を紹介します!

 

七月隆文さんが書かれた原作を映画化したもののようです。原作である小説は、2014年に宝島社より、宝島社文庫として出版されたようです!

 

以下では、ネタバレを含むのでご了承ください!

 

あらすじ

 

美大に通う学生の南山高寿(福士蒼汰)は、通学電車の中で出会った同い年の女性である福寿愛美(小松菜奈)に一目惚れする。

勇気を振り絞って声をかけ、別れ際に「また、会える?」と聞くが、それを聞いた彼女は突然涙を流し、抱きついてきたのだった。驚く高寿には、この時の彼女の涙のわけを知る由もなかった。

 

翌日、美大の授業で動物園に行くと、そこで昨日の彼女と再び出会う。その後すぐに2人は意気投合し、交際がスタートするが、初めてのデート、初めて手をつなぐ、初めてお互いを名前で呼び合う・・・そんな初めてのことがあるたびに、彼女はなぜか涙を流す。

 

高寿はそんな彼女を不思議に思いながらも愛情を深めていく。 違和感を覚えたのは、誰にも見せていない自作小説のヒロインの名前を、彼女が知っていると気付いたときだった。「予知能力でもあるの?」と聞く高寿に、彼女はいった。 「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」

 

初めてキスをして愛し合った日、高寿は想像も出来なかった彼女の秘密を明かされる。そして、2人の運命はすれ違いを始める。

 

(Wikipediaからの引用)

 

あらすじを書くために、Wikipediaさんをチラチラ見てたら、こちらのあらすじが物凄く綺麗でわかりやすかったので、今回は引用させていただきました!

 

キャスト

 

南山高寿 / 福士蒼汰

美大に通う学生である、恋愛下手。ナンパなどをできるような性格ではないが、愛美には「運命を感じた。」と素直に伝えてナンパしてしまう。

 

福寿愛美 / 小松菜奈

美容の専門学校に通っている学生。高寿との初めての出来事で、毎回涙を流す。重大な秘密をもっている。

 

上山正一 / 東出昌大

高寿と同じ美大に通う学生であり、高寿の、愛美との恋愛の相談に積極的に乗ってくれる優しい友人。高寿とは対照的に、非常に恋愛上手である。

 

南山たかもり / 大鷹明良

高寿の父親。自転車屋を営んでおり、寡黙であるが、一人暮らしをしている高寿を心配に思っており、たまにある高寿の帰宅を楽しみにしている。

 

南山えいこ / 宮崎美子

高寿の母親。

 

感想

 

素晴らしい作品でした!こちらの作品は、巨視的に捉えると、前記事で紹介した「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」(もしよろしければそちらの記事も見てください!!)と同様に、タイムトラベル系だけど、微視的に捉えれば、タイムトラベル系ではない、と思います。

 

意外と新しい発想だな、って思ったのが、主演が二人に加えて、様々な登場人物がいるんですけど、実際にタイムトラベルしてるのはヒロインの福寿愛美だけってこと。

 

タイムトラベル系って、主人公がタイムトラベルするとき、例えば、「バック・トゥ・ザ・フーチャー」でいうと、主人公のマーティーマクフライが30年前に行くだけなので、登場人物のほとんども過去に遡ってるんですよね。

 

登場人物全員の容姿や考えとか、全部一緒に遡っていく。それが結構普通な気もします。

 

前記事で紹介した、「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」も、過去に行くのは主人公のティムだけですが、周りの人も過去のものにすり替わるので、結果的に登場人物も全員過去に遡っている。

 

ただ、今作品は、そんなことは起きない。南山高寿や上山正一を含め登場人物のほとんどが現在を生きていて、その現在に、福寿愛美が未来からタイムトラベルしてくる。

 

この形式は、自分が見てきた中では少し新しい感じがしました。

 

また、今作品は小説が原作となっていて、その小説が映画化されましたよね。このように、小説が映画化されるパターンって、結構駄作が多いと思うんですよ。

 

小説っていう内容が濃いものを、映像化するにあたって、端折らなければいけない部分は多いから、説明不足で理解に困る、っていうところも出てきますからね。

 

ただ、今作品においては、その理解に困る、っていうところが私の記憶ではなかった気がします!見てて、「ん?」ってなるところがなかったので、スムーズにストーリーが頭に入ってきたので、純粋に気持ちよく見れました!

 

これは、脚本を担当された方の力がすごいと思います!

 

では、前置きが長くなってしまいましたが、今作品に関する私の意見を大きく3つ書いていこうと思います!

 

・設定が素晴らしい

・綺麗な伏線を、綺麗に回収していく

・余韻を感じる

 

まず、設定が非常に素晴らしい、と思いました!

 

原作が素晴らしいのはもちろんだと思いますが、その小説から抜粋して構成していくわけだと思いますが、その抜粋する箇所も素晴らしいと思います!前述してしまいましたが、理解に困らない!

 

こういう設定って、理解に困るから、途中から設定に文句を抱えてしまうってパターンがたまにあるんですが、それがなかった!

 

そのために、物語にどんどん引き込まれていきました!

 

次に、伏線。まず最初の伏線が、この映画の最も重要とも言える伏線であると思われる、福寿愛美の涙。

 

この涙の理由が、今作品で一番重要とされているところだと思います。

 

高寿とあって、愛美はいきなり涙する。

 

初めて手を繋いで涙する。

 

初めてキスをして涙する。

 

初めて愛し合って涙する。

 

この愛美の涙の理由が、終盤に明かされますが、これが素晴らしいですよね。愛美にとっての初めてが、なぜ涙してしまうタイミングなのか。それが綺麗に明かされて。こちらの涙腺も崩壊です。

 

涙の他にも、高寿と愛美が出会ってから、次に会う場面。高寿は愛美に行き先も伝えていないのに、愛美は高寿のいる動物園にいます。

 

これも、のちに愛美の日記や存在によって明かされますが、これも綺麗!

 

物語から蛇行しないんですよね。その設定に綺麗に沿っているのが素晴らしいと思います!

 

最後に、余韻がすごい!

 

なんだろう、この運命には逆らえない、どうしようもない感じ。自分がなんらかの行動を起こせば、未来を変えられたりするのが普通なんですけど、今作品はそうじゃない。

 

高寿がどんな行動を起こそうが、もう愛美とは結婚できないし、幸せな家庭を築くことはできない。高寿に突きつけられてしまう、「運命」という不可抗力。それは愛美にとっても同じです。

 

これによってもたらされる余韻がすごいです。この映画を見終わったと同時に、自分の幸せさ再確認できるような気さえします。

 

高寿が、最初に愛美とであった場面で、「運命を感じた。」と声をかける。つまり、この二人は運命によって繋がった。そんな二人が、今度は運命によって引き離されていく。なんて物語なんでしょうね。

 

カップルで見たら、愛すること、もっというと、愛せることの有り難さというものを再確認できるかもしれませんね!

 

最後に

 

今作品を制作してくださった、監督さん、スタッフさん、キャストの皆さん、お疲れ様でした。

 

今作品の主題歌が、back number さんの「ハッピーエンド」なんですけど、めちゃめちゃいい曲ですね。非常に映画とマッチしています!

 

ただ、少し思ったのは、今作品ってハッピーエンドだったの!?

 

ってこと(笑) どうなんでしょうね(笑)

 

決してバッドエンドではないです。そんな悲しい映画じゃない。ただ、1ヶ月間、カップルとして濃い時間を過ごした二人は、結局その一ヶ月を過ぎれば、また他人に戻ってしまい、お互いの存在を知らなかったり、知らない演技をしなければいけなかったりします。

 

ハッピーエンドとは言えないかもしれませんね。切ない。ただ、曲調がその切なさを表現している素晴らしい曲です!

 

ぜひ見てください!